アーカイブ | 2月 2017

  • オーリスタットは肥満指数の値が高い妊婦にも有効か

    オーリスタットは肥満治療薬であり、リパーゼ阻害作用があります。 食べ物を食べた際の脂肪は体内で分解される事によって吸収されますが、吸収されずにそのまま体外に排出されればたとえ食事の際に脂肪分を摂取したとしても食事制限をしているのと同様の効果を得る事が出来ます。 そしてリパーゼは脂肪分の消化吸収に関わっている酵素であり、その働きをオーリスタットは阻害する事で脂肪分の吸収を30%程度抑える事が出来ます。 よほどの食べ過ぎでなければ食欲をほとんど抑える必要が無く、特別な運動や食事制限なしでも体重を落とす事も不可能では無いので海外では人気の薬となっています。 日本でもテレビ番組で取り上げられたことがあり、一部のダイエットに関心が強い人たちの間で注目の治療薬となっています。 肥満指数が高い人は、そのままの状態で年を取ってくると標準体重の人よりも病気のリスクが高くなるので出来る限りは標準体重に近づけるようにする事が大切です。 通常であれば食事制限をしたり運動をして体重を落とすのが一般的ですが、人によってはそうした方法で痩せようとしてもなかなか上手く行かない人もいます。 そのような人にとってはオーリスタットは効果的な肥満治療薬ですが、妊婦の場合は胎児に対してもそうした薬は思わぬ影響を与える場合があるので、ダイエットしようと安易に薬を服用するのは危険です。 オーリスタットについても妊婦に対しての適切なデータは無い状態であるので、妊婦の人が痩せようとしてオーリスタットを服用するのは避けておくべきであり、使用は禁止されています。 また、妊婦だけでは無く授乳中の服用についても使用は禁止されているのできちんと守った上で正しく服用する事が大切です。